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マンガ サトラレ

前号でも書きましたが、サトラレについてもう少し

 このマンガを最初に読んだ時、設定が面白いと思った後、
 もし、「自分がサトラレだったら・・・」ということを考えました。

 多分多くの方が同じようなことを考えたと思います。

 やはり、プライバシーがないようなものなので、嫌だというのが
 最初の答えではあったのですが・・・。
 
 しかし、人間の思考は言葉にできる部分と、できない部分
 (していない部分)があるので、全部が筒抜けになったとしても、
 他の人が全てキャッチできるかどうか?この辺がマンガの
 サトラレの設定では読めない部分です。
 とはいえ、他人の雑念が全部放出されたら、受け取る側も
 結構負担はあるでしょうね。
 
 SFのテレパスの場合、大体都合良く自分の思考は出さない・
 読ませないというブロックができる設定があることが多いと思います。
 セットでないと都合が悪い機能なのは先人の小説家達が
 十分考えておられるようです。
 
 人間は自分の考えていることを全部は見せたくない一方で、
 だけど自分を気持ちを理解してもらいたい。
 このバランスを適度に調整できれば、
 もっと平和で過しやすい世界になるのでは・・・。
 サトラレを読んでいるとそんなことを考えてしまいます。

 できれば、このブログを読まれた方も少し、
 「自分がサトラレになったら、あるいはサトラレに会ったら」を
 想像してみて下さい。

   (想像力が豊な方はノイローゼにならない程度でお願い致します。)
   
 

 
 

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